【便利】IFTTTを活用して自動でirucaのステータスを”会議中”にする
【やりたいこと】
在席管理ツールのirucaと、googleカレンダーを連携させ、打ち合わせの予定時間になったら自動的にirucaのステータスを”会議中”にして、終われば自動で”在席”にしたい。
【下準備】
今回はirucaと、googleカレンダーを連動させて、上記【やりたいこと】を実現させるためにIFITTというソリューションを使用します。
■そもそも、IFTTT(イフト)とは??
gmailやgoogleカレンダー、evernoteにtwitterなど、わたしたちの日常やビジネスをサポートするwebサービスやSNSはたくさんありますが、これらを連動させてさらに便利に、自動化させるためのものです。
詳しい説明は以下を参考。
今回はこいつを使います。
まずはアカウント登録です。
すべて英語ですが、そんなに難しくないはず。
前述のサイトに詳しい登録の手順があるのでそちらも参考に。
※ポイント:irucaと連動させたいgoogleカレンダーのアカウントでIFTTのアカウントを登録して下さい
【やりかた】
IFTTのアカウントを登録したら、さっそくアプレットを作成しましょう!
アプレットとは、何かをトリガーにアクションを起こす一連の機能のことをIFTTではアプレットと呼んでいますいます。
つまり今回は、
・トリガー:打ち合わせが始まる
・アクション:irucaのstatusを”在席”→”会議中”にする
を登録することで、アプレットを作成・登録するという流れになります。
①画面左上のMy Appletsをクリック → New Appletをクリック
②「+this」の部分をクリック。ここからトリガーを作成します。
トリガー、つまり、打ち合わせの予定時間になったら、の部分を登録します。
③googleカレンダーを選択します
たくさんのサービス、SNSをトリガーとして使うことができます。
今回はgoogleカレンダーを探してクリック(みつけるのが大変であればserch serviceのところに”google”と入力すれば出てきますよ。
↓
④Any events start(何かイベントがスタートしたら)を選択
今回はgoogleカレンダー上の予定がスタートしたら、自動的にirucaを更新するところまで
作成します。カレンダー上の予定のうち、打ち合わせや会議に限ってirucaを更新する、
と細かい設定もできますが、一旦これでやってみましょう。
⑤使用したいgoogleカレンダーのアカウントを選択して、Create triggerをクリック
トリガーの作成はこれで完了です。
⑥「+that」の部分をクリック。ここからアクションを作成します。
アクション、つまり、irucaのstatusを"会議中"にする、という部分です。
⑦Webhooksを選択する
残念ながらirucaは選択できません。Webhooksを設定します。
⑧Make a web requestをクリック
Webhooksは、httpリクエストを作成し、投げることのできるツールです。
irucaが公式にREST APIを提供しているので、そのうちのひとつ、「メンバー情報更新」
を使ってhttpリクエストを送付することでstatusを"在席"→"会議中"に更新する、というものです。
⑨requestを設計する
・URL:「メンバー情報更新API」のURLを指定。roomId、メンバーidはご自身のものを指定
・Method:”PUT”を指定
・Context Type:”application/json"を指定
・Body:ステータス更新用の引数をjson形式で指定します。「{"status":"会議中"}と指定
⑩Finishを押下して完成です!
たったこれだけです。
同じ要領で、「イベントが終了したら(トリガー)、irucaのstatusを”在席”にする(アクション)」というアプレットを作成すればOKです。
これでわざわざ打ち合わせの度にステータス更新をする手間がなくなります!(パチパチパチ!)
googleカレンダーにテスト用の予定を作成するなどして早速アプレットが動作するか試してみて下さい。ネットワークを介したサービスのため、1,2分のタイムラグが発生することがあります。14:00打ち合わせ開始ピッタリに、あるいは14:01にステータス更新されたかな~とirucaを確認しても、未反映だったりすることけっこうあります。